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ひとりごと

おもうこと

「俺の家の話」今回も泣いた。声出して笑った。舞が息子に席を外すよう促す時に、その辺で踊ってきなって。おっかしくて爆笑した。寿一とさくらが手を重ねるときちゃんと消毒してた。泣いたのは父親を施設に預けるシーン。つらいよね。ずっと見送られてたらほんとつらいよ。いろんな思い出よみがえるのもわかる。でもこうやって終活したりいろいろ準備できるのはしあわせなんだろうね、お別れが突然来ることもあるんだし。でも逆にどんどん親が衰えて記憶も薄れていく様子を見届けるのもつらいな。

極論だけど生まれてこないのがいちばんだな。じぶんは生まれてきていろいろ感じることができてよかったけど、また生まれるかい?ってきかれたら、ううん、って返事する。人類の未来に明るい兆し見えないし。だからこどもいなくてよかった。じぶんのこどもを愛しているからこそ生まないって考えるのもまた思考ができる人間だからこそでしょ。じぶんの遺伝子を残すことは生物としては勝ち組というかしあわせなことなのかもしれないけど勝ち負けじゃない価値観もあるってことで。

じぶんは今となっては生まれてきてよかったと思うし、こどもの頃の方がよっぽどあの世に行きたがっていたし。ネガティブな感情はもう生み出したくないんだ。もうあとは笑っていたいんだ。泣くのは悲しいからじゃなくて感動するからでいいんだよ。笑うため感動するために生きる、これでいいんだよね。

感動と言えばベンゼマのゴラッソ、みごとだったなああ