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映画&テレビの感想

ジョジョ・ラビット

きょうは映画「ジョジョ・ラビット」の感想を。 第二次大戦下、少年ジョジョは空想上の友人ヒトラーと愛国心に燃えている。 訓練でウサギを処分できない優しいジョジョは母親と住む家にユダヤ人の少女がかくまわれていることを知る。 その少女と心の距離を縮めていく中でジョジョに少しずつ心の変化が現れる。

監督:タイカ・ワイテ
ジョジョ:ローマン・グリフィン・デイヴィス
エルサ:トーマシン・マッケンジー
ジョジョの母:スカーレット・ヨハンソン
アドルフ・ヒトラー:タイカ・ワイティティ
クレンツェンドルフ大尉:サム・ロックウェル  他

舞台はドイツなんだけど話す言語が英語なんだよね。 なんかちょっと不思議な感じだった。 戦争というネガティヴなテーマをユーモアを混ぜて重くならないようにしている。 母親との唐突な別れ、キャプテン・Kの思いやり、涙が出た。 戦争で生まれるのは悲しみの方が圧倒的に多いのだからやるべきではないと心から思うよ。
ジョジョが表情豊かでかわいかった。年上の少女に恋をして少しでもおとなに見せようとするところがいじらしい。突然のビートルズとデヴィッド・ボウイの曲に驚いた。
子供が戦争に参加しなければならない環境はどうしても許しがたい。ブラックユーモアがところどころ見られるけど反戦というメッセージは確かに込められている作品。
スカーレット・ヨハンソンがかわいいので見とれた。でもどうしてもミラ・ジョヴォヴィッチとごっちゃになる。ルーシーがヨハンソンでバイオハザードがジョヴォヴィッチね。まあすぐまたごっちゃになるけど。