きょうは2013年公開の映画「そして父になる」の感想を書く。
子供の取り違えが6年後に発覚した二組の夫婦とその子供たちの心の葛藤を描いている。
その取り違えっていうのが事故ではなくて看護師が幸せそうな夫婦に嫉妬して意図的に行ったというもの。なんかもうなんなの！って思うのよ、感情で動いて二組の家庭をめちゃくちゃにするとか怒りしかないのだけど。頭下げるだけで済む話じゃないわ。
あとはもう子供たちがひたすらかわいい！ほんとかわいい！
子供たちと無邪気に遊んでるときの親御さんたちもすごくいい笑顔していてとても和んだ。
それとやっぱり「血縁」より「絆」。もちろん「血」や「遺伝」って大事だけど一緒に過ごした時間とか一緒に作った思い出とか、簡単に何もなかったことになんかできないよね、子供ならなおさらでしょ。
たくさん泣いたので頭くらくらする。どこで泣いたかというと主人公の良多の息子の慶多のね、優しさっていうかなんていうか、かわいいんだよね。こんな子悲しませちゃいけないよって。
各家庭でいろいろ事情はあるしどちらの家庭が子供にとっていいかとかわからないしましてや家庭を持ったことないので語っちゃうなんてできないんだけど、ただやっぱり子供たちには安心できる、笑顔でいられる家庭が必要なんだと思うわ。
監督：是枝裕和
野々宮良多：福山雅治
野々宮みどり：尾野真千子
斎木雄大：リリー・フランキー
斎木ゆかり：真木よう子 ほか